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隆安国 (隆之国×安糸福×第5隼福) 遺伝病:FMA+
羽子田人工授精所
平成30年5月度の鹿児島育種値に、突如として現れた隆安国は、以前全くの無名の牧牛でした。牧牛時代に産出した産子の成績が平均BMS9.2と特出しており、鹿児島の育種値で2位となったことから注目されました。育種値の発表後も、立て続けにBMS二桁を連発しており、父の隆之国が颯爽とデビューした当時を思い起させます。
最新の年間統計においても去勢17頭/枝重502.7㎏BMS10.71メス9頭/枝重467.0㎏BMS9.44と優秀な成績を残しています。隆安国の父である隆之国は、祖先の菊美土井から受けついだ素晴らしい脂肪質の良さを、産子に強く遺伝する特徴も持っています。
隆安国の母系は、2代祖を安糸福(但馬系)、3代祖の第5隼福(但馬系)と、但馬の血が濃いにもかかわらず、隆安国は父牛の隆之国より体積が増して大きくなりました。
また隆安国は、安糸福と第5隼福から、モモまで抜ける力強い脂肪交雑とロース芯の大きさを受け継いでいます。
交配例
隆安国×勝早桜×安福久
隆安国×美津照重×勝忠平
隆安国×福之姫×百合茂
隆安国×美国桜×諒太郎
隆安国×勝洋×幸紀雄
隆安国を母体として残すのであれば、美津照重や安福久といった但馬系に交配して、保留した隆安国の母体に気高系を交配すると、安定して大きさのバラツキが少ない素牛生産が出来ます。
気高系×隆安国×安福久
気高系×隆安国×美津照重