キノコ菌糸に注目した発酵エコフィード
「げんきのこ」とは、キノコを収穫した後の廃菌床を主材料とし、これに副材料として味噌を添加し、発酵させることによって製造した発酵エコフィードです。
菌床の原料は、コーンコブミール、おから、ふすま、米ぬか、大豆の皮です。
キノコを収穫後の廃菌床にはキノコの菌糸がびっしりと詰まっています。
キノコの菌糸を構成するグルカンは、牛の免疫力を増強させるとともに感染症に対する抵抗力を増大させる作用を有しています。
また、グルカンは、牛の体内バランスを調整する作用があり、牛のストレスを低減することができます。
「げんきのこ」は、キノコ収穫後の菌床に、味噌を加えて攪拌し、ビニール袋付のトランスバックに密封貯蔵し,30日間保存して乳酸発酵させ製造しています。
味噌に含まれる乳酸菌の働きによって発酵がすすみ、有機酸やアミノ酸、香気成分が生成されます。
この乳酸発酵により、食味と保存性が向上し、栄養素が増します。